神戸は世界一真珠の集積の場所であります。
三重県をはじめ、四国や九州など真珠の養殖が行われていますが、この養殖場の中間点の
神戸が集積の場所になり、発展してきたのです。
また港神戸ともあり、貿易などにも最適な場所でもありました。 北側にある六甲山から浴びる太陽光線は安定した自然光となり、その光を利用して
真珠の選別や、糸を通すための穴あけ、連組など加工業が発達し、神戸には
真珠会社が沢山あるのです。 真珠は比重が重いもので、運搬方法など発達していない昔は、地理的に近い神戸の
業者さんに販売されることが多かったそうです。
現在、日本では真珠の加工流通の80%が神戸で取り扱われ
日本の真珠の75%ほどが神戸から輸出されています。
このことから真珠の街神戸とも言われるのでしょうね。
話はすこし変わりますが、神戸のお隣の明石には明石海峡大橋という大きな橋があります。
このメインケーブルの上には1092個の特殊な照明装置が付いており
夜になるとライトアップされます。
そのイルミネーションは沢山の色が時間とともに変化し、
ライトアップされる姿は真珠のようなのでパールブリッジとも呼ばれています。